誕生日寄付とは
誕生日寄付推進にあたって
長引く新型コロナ禍に加え、ウクライナ侵攻など、国内外ともに、先の見通せない不安な状況が続いております。そんな中、「誕生日寄付」事業は4期目を迎えました。
与えられたいのちに感謝する日として誕生日を捉え、「子どもたちの今を支え、未来に希望をつなぐ未来への投資」として「誕生日寄付」事業を始めました。
弱い立場にいる人たち、辛い状況にいる子どもたちは、社会や国が苦境に陥ると、真っ先に、さらなる困難を強いられます。
少子高齢化など人口構造の変化による税収の減少は、コロナ禍等でさらに加速しています。社会の課題解決のために、未来の社会のために寄付をすることは、今、困難な状況にいる子どもたちへのエールであると同時に、すべての子どもたちに向けての生き方のモデルにもなると思います。「足るを知る」「惻隠の情」「市民としての責任」の具現化として、境遇を超えて、子どもたちは支えあうことで、「人の役に立つ」「感謝される」「自分も何かできる」という実感を持つ経験をしてほしいと思います。
ご自分の誕生日やお子さんの誕生日、さらに企業の創立記念日、商品の発売記念日など、新たに生まれたいのちを、誰かのいのちを守ったり、誰かのスタートにつなげるものとする・・・、一人ひとりの誕生日寄付が、そんなことを実現するための一滴になれば、と願っています。
4期目は、個人の皆様に加え、企業や団体にもさらに拡げてまいりたいと思います。また、地方創生や地域活性化が謳われる中、故郷の子どもたちを応援したい、というご要望にもお応えして、地域版誕生日寄付もスタートさせたいと思っています。 是非、誕生日寄付仲間として、ご参加いただけましたら幸いです。
公益社団法人日本フィランソロピー協会
理事長 高橋 陽子